令和 3年 5月 定例会
吹田市議会会議録8号 令和3年5月
定例会-----------------------------------◯議事日程 令和3年6月28日 午前10時開議 1 議席の変更について 2 議案第58号
吹田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 3 議案第62号
吹田市立博物館改修工事(建築工事)請負契約の締結について +議案第66号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第5号) 4|議案第67号 令和3年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) +議案第72号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第6号) 5 議案第70号 吹田市
北部消防庁舎等複合施設建設工事請負契約の締結について +議案第63号
吹田市立千里丘北留守家庭児童育成室建設工事(建築工事)請負契 6| 約の締結について +議案第65号 (仮称)岸部中住宅統合建替
事業特定事業契約の一部変更について 7 議案第73号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第7号) 8 議案第74号 吹田市
固定資産評価審査委員会委員の選任について 9 議案第75号 吹田市
固定資産評価審査委員会委員の選任について 10 市会議案第13号 学校教育における
デジタル・トランスフォーメーションの適切な推進を求める意見書 11 市会議案第14号 国の負担での学校給食の無償化を求める意見書 12 市会議案第15号 オンライン本会議の実現に必要となる制度改正を求める意見書 13 市会議案第16号
沖縄戦戦没者の遺骨等が混入した土砂を埋立てに使用しないことを求める意見書 14 市会議案第17号 生理用品に消費税の軽減税率の適用を求める意見書 15 市会議案第18号
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会の開催見直しを求める意見書 16 市会議案第19号
名古屋出入国在留管理局収容中に亡くなった
ウィシュマ・サンダマリさんの死亡原因等の真相究明に係る情報開示を求める意見書 (追加) 17 市会議案第20号
北部大阪都市計画特別用途地区(
万博記念公園地区)内での住宅建設は認めないことを求める決議 (追加) 18 議席の変更について
-----------------------------------◯付議事件 1 議席の変更について 2 議案第58号
吹田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 3 議案第62号
吹田市立博物館改修工事(建築工事)請負契約の締結について +議案第66号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第5号) 4|議案第67号 令和3年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) +議案第72号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第6号) 5 議案第70号 吹田市
北部消防庁舎等複合施設建設工事請負契約の締結について +議案第63号
吹田市立千里丘北留守家庭児童育成室建設工事(建築工事)請負契 6| 約の締結について +議案第65号 (仮称)岸部中住宅統合建替
事業特定事業契約の一部変更について 7 議案第73号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第7号) 8 議案第74号 吹田市
固定資産評価審査委員会委員の選任について 9 議案第75号 吹田市
固定資産評価審査委員会委員の選任について 10 市会議案第13号 学校教育における
デジタル・トランスフォーメーションの適切な推進を求める意見書 11 市会議案第14号 国の負担での学校給食の無償化を求める意見書 12 市会議案第15号 オンライン本会議の実現に必要となる制度改正を求める意見書 13 市会議案第16号
沖縄戦戦没者の遺骨等が混入した土砂を埋立てに使用しないことを求める意見書 14 市会議案第17号 生理用品に消費税の軽減税率の適用を求める意見書 15 市会議案第18号
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会の開催見直しを求める意見書 16 市会議案第19号
名古屋出入国在留管理局収容中に亡くなった
ウィシュマ・サンダマリさんの死亡原因等の真相究明に係る情報開示を求める意見書 17 市会議案第20号
北部大阪都市計画特別用途地区(
万博記念公園地区)内での住宅建設は認めないことを求める決議 18 議席の変更について
-----------------------------------◯出席議員 36名 1番 泉井智弘 2番 澤田直己 3番 馬場慶次郎 4番 五十川有香 5番 池渕佐知子 6番 有澤由真 7番 石川 勝 8番 後藤恭平 9番 浜川 剛 10番 白石 透 11番 石田就平 12番 生野秀昭 13番 西岡友和 14番 川本 均 15番 木村 裕 16番 山本 力 17番 矢野伸一郎 18番 井上真佐美 19番 野田泰弘 20番 藤木栄亮 21番 里野善徳 22番 高村将敏 23番 橋本 潤 24番 斎藤 晃 25番 松尾翔太 26番 井口直美 27番 益田洋平 28番 吉瀬武司 29番 小北一美 30番 坂口妙子 31番 村口久美子 32番 山根建人 33番 玉井美樹子 34番 柿原真生 35番 塩見みゆき 36番
竹村博之-----------------------------------◯欠席議員 0名
-----------------------------------◯出席説明員 市長 後藤圭二 副市長 春藤尚久 副市長 辰谷義明
水道事業管理者 前田 聡 危機管理監 中野 勝 総務部長 小西義人
行政経営部長 今峰みちの 税務部長 中川明仁 市民部長 高田徳也
都市魅力部長 井田一雄 児童部長 北澤直子 福祉部長 大山達也
健康医療部長 前村誠一
健康医療審議監 岡 大蔵 環境部長 中嶋勝宏
都市計画部長 清水康司 土木部長 舩木充善 下水道部長 柳瀬浩一 会計管理者 岩田 恵 消防長 笹野光則 水道部長 山村泰久 理事 岡松道哉 理事 乾 詮 理事 岸上弘美 理事 保木本 薫 理事 小林祐司 理事 伊藤 登 理事 真壁賢治 教育長 西川俊孝
学校教育部長 山下栄治 教育監 大江慶博
地域教育部長 木戸
誠-----------------------------------◯出席事務局職員 局長 古川純子 次長 二宮清之 参事 守田祐介 主幹 井上孝昭 書記 杉山裕幸 書記
大野智也----------------------------------- (午前10時1分 開議)
○
石川勝議長 ただいまから5月定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 議事に先立ち、一言申し上げます。 本日の会議につきましても、引き続き議員や
議事説明員の座席の間隔をできる限り空けた配置とするなど、
新型コロナウイルス感染症の
感染防止対策を徹底した運営を継続して行いたいと考えております。 ただし、本日につきましては、本定例会の最終日で、多数の議案の採決を予定しておりますので、これまでの各日程のように、一部の議員に開会時と採決時を除いて退席していただくことにしますと、議場の出入りを相当な回数行っていただくことになり、退席の対象となる議員の負担や会議時間の増大につながることから、配慮する必要があると考えております。 そのため、この後、昨年の5月以降に開催した定例会の最終日の本会議の際と同様に、議席の変更を行い、全ての議事が終了するまで、一部の議員に、
議事説明員側の座席に座っていただくことで、議席間の間隔を空け、採決時における議員の出入りをなくしたいと考えております。 それに伴いまして、議席の変更が承認されましたら、市長、春藤副市長、辰谷副市長、教育長以外の
議事説明員には退席していただき、別室で音声傍聴するなどして待機していただくことになりますので、あらかじめ御承知願います。 なお、待機中の
議事説明員の提案説明や答弁などについては、その際に限り議場内に入り、あらかじめ指定している座席において行っていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。 次に、諸般の報告をいたします。 ただいまの出席議員は36名でありまして、病気その他の理由による欠席届出者はありません。 本日の議事日程はお手元に配付いたしてありますので、それにより御承知願います。 本日の署名議員を私から指名いたします。 13番 西岡議員、36番 竹村議員、以上両議員にお願いいたします。 なお、去る6月16日の本会議におきまして、議案第71号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第5号)が、議案第66号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第4号)より先に原案可決されたため、補正予算の号数と違った順序での議決となりました。そのため、両議案の入替えに必要な字句及び数字等の整理を議長に委任されましたが、当該整理の結果につきましては、別紙、お手元に配付いたしてあります字句及び
数字等整理表のとおりでありますので、御報告いたします。 これより議事に入ります。
-----------------------------------
○
石川勝議長 日程1 議席の変更についてを議題といたします。 冒頭に申し上げましたとおり、議員に
議事説明員側の座席も含めて、間隔を空けて座っていただき、常時、全議員が議事に参画できるようにするため、別紙、お手元に配付いたしてあります変更後の議席表のとおり議席を変更いたしたいと思います。 お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに決しました。 それでは、ただいま決定いたしました議席に、それぞれ着席していただくとともに、市長、春藤副市長、辰谷副市長、教育長以外の
議事説明員には退席していただきますので、しばらく休憩いたします。 (午前10時3分
休憩)----------------------------------- (午前10時4分 再開)
○
石川勝議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程2 議案第58号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。21番 里野議員。 (21番
里野議員登壇)
◆21番(
里野善徳議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第58号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、江坂住宅を廃止しようとするものであります。 委員からは 1
吹田市営住宅条例における市営住宅の位置の表記が住居表示である理由 2 大阪府住宅供給公社や
UR都市機構などの住宅供給数などを踏まえた市営住宅の戸数管理の必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第58号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○
石川勝議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第58号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
石川勝議長 次に、日程3 議案第62号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。16番 山本議員。 (16番
山本議員登壇)
◆16番(山本力議員) 過日の本会議におきまして、
文教市民常任委員会に付託されました議案第62号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
吹田市立博物館改修工事(建築工事)について、
株式会社倉岡工務店と請負金額1億6,588万7,700円で請負契約を締結しようとするものであります。 委員からは 工事中における施設の利用制限の有無 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第62号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○
石川勝議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第62号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は可決されました。
-----------------------------------
○
石川勝議長 次に、日程4 議案第66号、議案第67号及び議案第72号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。17番 矢野議員。 (17番
矢野議員登壇)
◆17番(
矢野伸一郎議員) 過日の本会議におきまして、
予算常任委員会に付託されました議案第66号、議案第67号及び議案第72号について、審査しました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第66号は、令和3年度吹田市
一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ1億4,525万8,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,443億9,178万3,000円に、議案第67号は、令和3年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ10億3,360万円を減額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ27億7,320万円に、議案第72号は、令和3年度吹田市
一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ101万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,447億6,908万8,000円にそれぞれしようとするものであります。 各分科会での審査の後、本委員会において、本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第66号、議案第67号及び議案第72号を承認しました。 なお、本
常任委員会において、議案第66号を補正予算(第4号)として審査し、6月23日に本
常任委員会を閉会しましたが、6月25日に、議長から字句及び
数字等整理表が配付されたことにより、補正予算の号数が第4号から第5号に変更されるとともに、
歳入歳出予算の総額が1,443億9,178万3,000円から1,447億6,807万2,000円に変更されております。 以上、報告を終わります。
○
石川勝議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。35番 塩見議員。 (35番
塩見議員登壇)
◆35番(
塩見みゆき議員)
日本共産党市議会議員団を代表して、議案第66号 吹田市
一般会計補正予算について意見を述べます。 まず、
小・中学校管理事業について。
学習用端末を家庭に持ち帰り使用できるよう、Wi-Fi環境のない世帯のうち、生活保護及び
就学援助認定世帯にモバイルルーターを貸し出し、その通信費を負担するものです。市が
学習用端末を筆箱やノートと同じように、これからの教育に必要と位置づけているにもかかわらず、当初予算で提案されなかったことについて再検討を求めてきた立場であり、実施は当然です。また、何らかの事情により通信環境が整備できないその他の世帯についても、教育格差が生まれないよう、学校現場において十分配慮するよう求めます。 次に、
学校規模等検討支援業務について。 今年度中に
学校規模適正化の方針を策定するため、コンサルタントに委託し、児童・生徒推計の検証や将来の学校規模や不足教室の見通し、課題解決に向けた方策の整理、
通学区域見直しのシミュレーション、通学区域の見直し案に関する
説明資料作成などを行おうとするものです。 昨年度から
学校規模等検討委員会が開かれ、適正な学校規模、過大規模校の抱える課題を解消するための方策などが検討されており、間もなく答申が出るとのことです。 今年度に適正化方針の策定、
パブリックコメントの実施、そして令和6年度から実施という見通しが示されています。法改正により、令和7年度には全ての学年で35人学級を実施するため、そのこと自身は大変喜ばしいことですが、
スケジュールが厳しくなっています。 この間、我が党は、豊一小学校など地域の過大校について本会議でも取り上げてきました。大規模な住宅開発による急激な児童増加の責任が
教育委員会にあるわけではありませんが、学校規模の違いを、特色とか多様性と言って、過大校への対応を結果的に遅らせてきた部分もあるのではないでしょうか。 今回、過小規模校についても検討されるようですが、調整校だからなどと安易に統廃合を進めるべきではありません。これまでの
学校規模適正化に関しての市の取組を総括し、子供の教育環境を整えることを第一に、保護者、関係者の皆さんの理解や納得、協力が得られるような方針策定となるように、また中学校における35人学級や
ダブルカウントも視野に入れて検討するよう求め、意見といたします。
○
石川勝議長 3番 馬場議員。 (3番
馬場議員登壇)
◆3番(
馬場慶次郎議員) 市民と歩む議員の会を代表して、議案第66号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第5号)について、賛成の立場で意見を申し上げます。
地域女性活躍推進交付金を活用した電話相談の拡充について。 コロナ禍において、生活や仕事、DV被害、子育てや介護に関して深刻な状況に陥っている女性が増えており、相談支援を充実させることには大いに賛同します。しかし、今回の拡充により、電話相談の対応時間に、水曜日の夜間並びに土曜日の午後が加えられるものの、尼崎市がコロナ以前から水曜・金曜・土曜日の10時から20時まで電話相談を行っていることに比べれば、いまだ脆弱と言わざるを得ません。 また、面接相談は今回の補助制度の対象ではありませんが、尼崎市が毎週火曜・木曜日の10時から20時まで開設しており、託児がいつでも利用できるのに対し、本市では第1・第4火曜、第2・第3土曜日の10時から14時45分までにすぎず、託児も火曜日の12時45分から13時45分のみと限定的な利用しかできず、こちらも不十分と言えます。 今回の提案には、電話相談に関する分析についての予算も含まれています。相談者のニーズに合った相談時間の設定など、分析結果を生かしつつ、今回の拡充内容を来年度以降も継続するなど、コロナ禍にかかわらず女性の相談窓口をさらに充実させるよう求めます。
小・中学校管理事業の拡充及び
教育課題調査・
研究推進事業の拡充について。
GIGAスクール構想により配備された
学習用端末の利活用の推進はかねてから要望してきたところであり、両事業の拡充については大いに評価いたします。
学習用端末の家庭への持ち帰りや授業における利活用について、現状においては各校において進捗具合に差があると聞いています。教育、ICT双方に識見を有するアドバイザーから、授業改善等に関する令和の
日本型学校教育の研究会において助言、指導を受けることでその差が埋まり、全市的に
学習用端末の利活用が進むことを期待するところですが、研究会及び研究協議会において教員がしっかりと学び、自校へと還元することができるのか、一抹の不安が残ります。理事者の説明によれば、公募により意欲と熱意のある教員が集うので安心してほしいとのことですが、任せきりにはせず、
教育委員会としても各校の取組状況を適宜確認し、必要に応じてサポートを強化するよう求めます。 また、他校のICT教育の進捗状況を知りたいという教員の声があるとも聞いております。学校間での情報共有ができるよう、研究会等の活用を御検討ください。 加えて、
オンラインホームルームなどで双方向通信を試みたものの、通信容量の問題で接続が不安定となり、スムーズに進行できなかったという事例がいまだにあると聞いております。通信環境の整備、向上についても、引き続き取り組むよう併せて要望いたします。 35人学級編制及び学校規模の検討について。 委員会の審査において、校舎増築や新規開校などあらゆる可能性を排除せず議論したいとしておられますが、今後の
スケジュールとして、令和6年には教室不足が深刻化し、やりくりだけではしのげなくなるため、本年9月に基本方針の策定、令和5年3月に実施計画の策定、令和6年4月からの校区変更の実施となる可能性があることが示されました。その場合、
パブリックコメントにおいて具体的な学校名、地区などが明らかにされ、そこから1年半弱での校区変更の実施となります。 豊中市では平成29年4月に、新千里南町3丁目について、
東泉丘小学校区から南丘小学校区に変更するという通学区域の見直しが実施されていますが、平成27年1月に
東泉丘小学校のPTAへの説明会、同年4月・5月には両小学校区の保護者や地域住民への説明会を開催するなど、2年以上をかけて丁寧な説明が行われました。 また、
箕面市では、平成29年8月から令和2年2月までの2年半をかけて9回にわたるワークショップを開催し、市民と行政が一体となって校区の見直しを検討しました。 子供たちの教育機会の不均衡を是正するため、通学区域の変更も含め、学校規模の適正化を図ることは、私が平成28年3月、同年11月、また平成29年9月の各本会議などで何度も必要性を指摘してきたことであり、ここになってようやく検討に着手されたことは前向きに捉えたいと思います。 しかし、本市の
スケジュールでは地域との話合いの期間があまりに短く、地域住民や保護者の思いがないがしろにされるのではないかと危惧されます。過去の議会で校区変更の必要性を述べる際、それを実施するには地域の理解が必要不可欠であり、早めに地域に相談を投げかけ、地域住民の理解を得るよう、行政がしっかりと取り組んでほしいとも指摘をしてきました。まさに今がそのときであり、以前、校区変更を行ったときの記録、担当職員の経験を参考にしながら、早めの働きかけ、そして丁寧な説明に努めていただくよう要望いたします。 また、
学校規模等検討委員会において、校区変更を検討する際、まずは同じ中学校ブロック内での変更、それにより解決できない場合は隣接する中学ブロックの小学校も含めた検討するとの案が示されています。その方向性は理解しますが、幾ら隣接するといっても、市内6ブロックの枠を超えるような校区変更は保護者や地域の理解が得られにくいと考えます。多くの委員が指摘していましたが、なるべくハレーションが起きないよう工夫を凝らすよう併せて要望いたします。 また、少人数学級の実現及び
ダブルカウントの実施については、市民、保護者から早期実現を求める強い声があります。生徒、児童の1年1年の重みについては、市長が本会議で述べておられたとおりです。部分的であれ、一年でも早く実施できるよう最大限の尽力を求めます。 以上の意見を申し上げ、本案に賛成いたします。
○
石川勝議長 以上で討論を終わり、議案第66号、議案第67号及び議案第72号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第66号、議案第67号及び議案第72号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
石川勝議長 次に、日程5 議案第70号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務
常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。17番 矢野議員。 (17番
矢野議員登壇)
◆17番(
矢野伸一郎議員) 過日の本会議におきまして、財政総務
常任委員会に付託されました議案第70号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、吹田市北部消防庁舎等複合施設建設工事について、鴻池・堀田特定建設工事共同企業体と請負金額81億9,841万円で請負契約を締結しようとするものであります。 委員からは 1 最低制限価格付近に応札が集中した要因 2 工事請負者に瑕疵担保責任を追及できる期間 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第70号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○
石川勝議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。24番 斎藤議員。 (24番斎藤議員登壇)
◆24番(斎藤晃議員) 議案第70号 吹田市
北部消防庁舎等複合施設建設工事請負契約の締結について、北部消防拠点の早期操業開始の必要性、入札自体は適切に実施されたと判断することから、賛成の立場から大阪維新の会・吹田を代表し、意見を申し上げます。 1万6,812㎡、約82億円の工事請負契約を締結しようとするものであります。60年間のライフサイクルコストは試算で約222億円、60年間毎年3億7,000万円の経費負担が重くのしかかります。 我が議員団は、前任期よりこの計画がなし崩しに進むことに警鐘を鳴らし続けておりましたが、我々の仲間の市長候補が敗北したことにより、今日この日が来るのは既定路線であったとはいえ、様々な問題提起と議論を広げることができなかった不明を恥じ入るところであります。もはやこの際ですが、反省点の指摘を交え、より有効かつ効果が実現する施設となるよう、数点意見、要望を申し上げます。少々長くなりますがお許しください。 まず、入札の根拠となる予定価格について。 入札結果は、開示された予定価格に対する最低制限価格の算出根拠から、特殊性のない新築工事の場合は上限値である係数は0.92であり、最低制限価格近辺に入札が集中するのは予測できたところであり、実際に僅か8万8,000円の差に4者が集中する結果でありました。入札手続自体は適切に執行されたと解釈しますが、言わばこういう制度であります。 予定価格が決まった時点で、落札額がほぼ決まります。予定価格を床面積で割ると、今回の坪単価が税別159万円、この設定に当たっては各種基準等に基づき算出しますが、積算者の認識の違いにより、かなりの積算者ごとのばらつきが出ると考えます。 今回の予定価格の根拠となる積算は誰が行ったのでしょうか、設計者の1者のみでしょうか、並行して他者、市職員では実施したのでしょうか、これは課題と認識します。 予算のその根拠は、類似事例等の検討もなされたはずでありますが、
常任委員会の質疑では回答はありませんでした。他事例の落札データと比較すると、今回の吹田市事業が規模が大きくスケールメリットがあるにもかかわらず、工法等の違いを鑑みても相当割高ではと疑念が残ります。 総務省通達にあるように、地方公共団体における調達は、その財源が税金によって賄われるものであるため、より良いもの、より安いものを調達しなければなりません。予算設定の段階でシビアな検討がなされるべきでありますが、入札不調や設計変更の対応などを恐れるがあまり、余裕を持たせた設定となっていないのか、今後の検証の必要があると認識すると指摘します。 続いて2点目、都市計画と安全対策について。 当該敷地は商業地域であります。主として商業その他の業務の利便を増進するため定める地域と定義されています。消防署や土木部事務所、教育研修所はその趣旨にそぐわないと同時に、この高額な地価を支払って取得した用地の活用法としては適切ではないと指摘しておきます。 立地適正化計画では、南千里駅周辺は、公共公益施設である千里ニュータウンプラザや商業施設などの集積を生かし、利便性が高く、地域住民の交流の場となる地域拠点の形成を目指しますと規定され、誘導すべき施設にも該当しません。吹田市は、都市計画及び立地適正化計画にそぐわない施設誘導を行ったということになります。 具体的なゾーニングでは、1階の交差点に面する範囲は商業施設や市民が憩える空間の設置をと求めてきましたが、その箇所には自転車車庫が配置されてます。また、西面は消防車両の車庫の出入口が大きく口を開け、その間数十メートルは歩道の防護柵、ガードレールの設置も困難と考えます。交差点の安全対策を全市的に進めるさなかであり、自転車車庫も歩車分離の原則から外れています。いわゆる敷き際への配慮がないのはもちろんのこと、安全面での懸念が大きいと指摘しておきます。この件は対策を求めます。 3点目、教育研修施設について。 昨年9月議会での我が議員団の代表質問において、当施設教育研修センターの設置にかかる経費負担額と実現する成果については具体的に回答されず、御認識いただいていなかったと解釈します。面積案分で、教育センター等にかかる工事費は仮に税別約15億円と試算します。ライフサイクルコストで60年間で約45億円、毎年7,500万円の経費負担が発生します。例えばですね、不祥事のさなかの企業が社員教育が必要だと、巨費を投じた研修所を設置することに株主はじめ、ステークホルダーの理解は得られないものと考えます。例えば、これを設置することによって、今後60年間いじめ等に係る不祥事は起こさないことに加えて、どのような成果を実現されるのかはまた改めてお示し願います。 加えて、整備の順序ですが、各校の改修工事等は順次進めていただいていますが、児童、生徒の安全確保に必要な防火シャッター、防火扉の危害防止装置の設置など、既存不適格事項の解消も思わしくないと認識します。この件も改めて確認します。生徒、児童の安全よりも職員の環境整備を優先する吹田市の体質がここでもうかがえます。 4点目、ニューノーマル対応について。 基本計画から実施設計、入札、契約という時系列の流れでありますが、この間、働き方や様々な環境は激変しています。在宅勤務やテレワークの定着、オンラインセミナーの普及など、当計画においても変更見直しが必要と考えますが、どのような対応がなされているか疑問であります。 最後に、60年間という長期間にわたり使用する施設であり、環境や価値観はもちろん常識も年々移り変わる状況で、着工後もより適切、より効果的な施設となるよう、また可変性の追求の検討も必要であると指摘し、常にこれでいいのかという認識の下、プロジェクトの進行をお願いし、以上、意見といたします。
○
石川勝議長 以上で討論を終わり、議案第70号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案70号は可決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程6 議案第63号及び議案第65号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第63号及び議案第65号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第63号及び議案第65号は可決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程7 議案第73号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。
行政経営部長。 (
行政経営部長登壇)
◎今峰みちの
行政経営部長 御上程いただきました議案第73号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第7号)につきまして御説明を申し上げます。 議案書5ページを御覧ください。 今回の
歳入歳出予算の補正は、2億5,718万3,000円を追加し、補正後の総額を1,450億2,627万1,000円とするものでございます。 7ページ、下段の歳出の表を御覧ください。 第3款 民生費、第1項 社会福祉費で2億5,718万3,000円の追加は、生活困窮世帯に対し、自立支援金を支給するための経費でございます。 次に、上段の歳入の表を御覧ください。 第14款 国庫支出金、第2項 国庫補助金で2億5,718万1,000円の追加は、民生費国庫補助金で、
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金でございます。 第19款 諸収入、第6項 雑入で2,000円の追加は、雇用保険料本人負担分でございます。 議案第73号の説明は以上でございます。 なお、お手元の議案参考資料5ページから6ページに資料をお示しいたしております。 よろしく御審議いただき、原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。33番 玉井議員。 (33番玉井議員登壇)
◆33番(玉井美樹子議員)
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給に係る補正予算について質問をいたします。
新型コロナウイルス感染症の影響により生活に困窮し、社協の総合支援金の再貸付けを受けている人や、不支給になった人を対象に、就労による自立を図るため、自立支援金が支給をされるということです。 国の制度は、世帯の人数に応じて支援金を給付。単身世帯に6万円、二人世帯は8万円、3人以上の世帯には一律10万円を支給するものですが、大阪市は4人以上の世帯に対し、10万円を上限に4人目以降、一人増えるごとに2万円を上乗せをするとしています。大阪市の給付対象者は約3万世帯を想定しており、予算額は79億1,700万円です。このうち4,000世帯に独自加算をする見込みで、予算額は3億2,000万円と独自の金額の上乗せをしています。大阪市のような検討や話合いはされたのでしょうか。 また、上乗せした場合、地方創生臨時交付金の交付対象になるのではないでしょうか。大阪市と同じ上乗せを実施したとして、対象の数と費用はどれぐらいになると試算ができますか、お答えください。 以上で、1回目の質問を終わります。
○
石川勝議長 福祉部長。
◎大山達也福祉部長 4人以上の世帯への上乗せ給付について、具体的な検討には至っておりませんが、まずは本事業の趣旨に基づき、着実に実施してまいりたいと考えております。 次に、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、感染拡大の影響を受けている住民生活の支援などにも幅広く活用できるものであり、大阪市の上乗せの取組につきましても、当該交付金の活用対象の一つになり得るものと認識しております。 また、大阪市と同じ上乗せを実施すると仮定した場合の本市における対象世帯数と費用を正確に試算することは、困難でございます。 以上でございます。
○
石川勝議長 33番 玉井議員。 (33番玉井議員登壇)
◆33番(玉井美樹子議員) 2回目の質問をさせていただきます。 国の事業の趣旨に基づいてと言うなら、これまでの事業全てが国の趣旨に基づいてなのでしょうか。高齢者などの施設の職員のPCR検査や保育所で感染者が出た時の検査対象は、国の方針と違うことをされているのに、自分たちの都合のよいときだけ国の趣旨に基づいてと言って理由にしないでいただきたいです。 地方創生臨時交付金の対象になると言うなら、大阪市の仮定での概算試算で上乗せできるのではないでしょうか。大阪市だけが情報が早いわけでもなく、同じ情報提供で同じタイミングです。やらない理由にはなっていません。 この間、アクションプランは追加で出されてきますが、国の事業のとおりばかりで、市の独自性が全くありません。独自性を発揮するために、上乗せについて再検討をしたらどうでしょうか、副市長の答弁を求めます。 以上で、2回目の質問を終わります。
○
石川勝議長 福祉部長。
◎大山達也福祉部長 まずは福祉部から御答弁申し上げます。 アクションプランにつきましては、これまで市独自の取組も行ってまいりましたし、もちろんその中には福祉部の取組もございます。 その上で、本事業につきましては、各自治体が状況に応じて事業費を積算しているものと認識しておりますが、大阪市の試算方法が他の自治体でも採用されるべきものとは限らず、本市において上乗せは考えておりません。 なお、今後の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の適用の在り方につきましては、担当部局と協議してまいります。 また、情報が同じタイミングという御質問につきましては、議員の御指摘のとおりでございますけれども、大阪市と事情が異なる部分につきましては、大阪市の場合は専決処分で本事業を決定しておるということで、本市におきましては議会での御審議を賜りたいということで追加提案させていただいておりますので、御了承賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○
石川勝議長 春藤副市長。
◎春藤尚久副市長 ただいま担当部長から答弁させていただいたとおりでございますが、現在、ワクチン接種も計画どおりに進んでおりまして、ポストコロナも見据え、市民の方々に明るい展望が見える事業を今後とも各部局と検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
石川勝議長 33番 玉井議員。 (33番玉井議員登壇)
◆33番(玉井美樹子議員) 3回目は意見とさせていただきます。 これまでの全てのことで独自性がないとは思っていません。また、専決をしてくれとも言っていません。1年前は、まだ独自性も発揮をされていましたが、このところの提案は独自性がないのではないかと申し上げています。また、ポストコロナも大切だというふうに思いますし、明るい展望が見えるのも、これから必要だと思っています。しかし、市民の期待はそこだけでしょうか。私が言いたいのは、今日、明日、困窮している人への支援です。追加の補正はそのことであって、そのことについて意見を申し上げています。地方創生臨時交付金は実績による交付です。なので、大阪市は概算で試算をしているのではないでしょうか。吹田市もそれぐらい考えてほしいです。 国のとおりしかしない、その域を超えないのでなく、身近な自治体が市民の暮らしや困っていることに心底寄り添う支援になるよう、振込まで期間がありますから、予備費の流用も含め再検討し、自治体本来の支援の役割の1歩になるよう、取り組まれるよう求めて質問を終わります。
○
石川勝議長 4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) 市民と歩む議員の会、五十川です。 議案第73号 吹田市
一般会計補正予算(第7号)について会派を代表いたしまして、以下、質問いたします。 今回、御提案されました
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金については、生活困窮者への本質的な課題解決になるのか、困窮支援をする団体などから疑問の声を聞いております。では、以下、数点お聞きいたします。 1点目、当該事業を提案された経緯と国の補正予算確定、国からの通知の時期、庁内会議や査定等の時期、追加議案として提案に至った理由についてお答えください。 2点目、他市では、社会福祉協議会に委託をしているところもありますが、本市の事業実施主体とその方法、具体的な契約
スケジュールについてお答えください。 本事業の実施要領等は国からのテンプレのそのままなのか、当該事業に市独自の要素を入れることはできないのでしょうか。 4点目、これまで生活困窮者への支給金等の支援申請件数の合計人数と今回の申請対象を約1,000世帯とした根拠をお答えください。 5点目、申請期間を令和3年7月から令和3年8月31日までとしていますが、事業
スケジュールでは申請案内を7月中旬に送ることとなっており、実質的には申請期間は1か月程度となります。非常に限られた期間での申請となり、十分な支援につながることは考え難いところです。申請期間を市独自で延長するなど設定することができないのはなぜでしょうか。また、申請する際のサポート体制についてお答えください。 6点目、当該事業対象者は、緊急小口資金等の利用ができない人で、一定の収入・資産要件等を満たす生活困窮世帯としていますが、求職活動状況や生活保護申請状況の確認方法とその時期をお示しください。 7点目、当該事業の支給決定には通常1か月ほどかかると聞いています。生活保護の申請は、2週間以内に受給の可否が決定されます。生活保護の申請をもって当該支援金の支給が決定する場合、支援金が支給される段階では、生活保護を受給していることも容易に想定されるところですが、この場合、当該支援金については、支援金全額生活保護の収入認定扱いとなるのでしょうか。生活保護申請中の世帯、申請却下となった世帯についてはどのような対応を行うのでしょうか。 8点目、緊急小口資金についても申請期間が令和3年8月末まで延長となりました。今回の支援金支給の条件は、緊急小口資金等の特例貸付けについて、総合支援資金の再貸付けを終了した世帯や、再貸付けについて不承認とされた世帯です。これら期間延長された緊急小口資金を申請した人は支援金を受給できないという理解でよろしいでしょうか。 もしくは、緊急小口資金を申請しても貸付けをされるかどうか分からないから、当該申請についても併用して支給の申請をしてもよいのでしょうか。また、貸付けがされると決定したら支援金は返すことになるのでしょうか。 以上、1回目の質問を終わります。
○
石川勝議長 福祉部長。
◎大山達也福祉部長 まず、経緯といたしましては、
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、既に総合支援資金の再貸付けが終了したなど、特例貸付けを利用できない世帯に対して、就労による自立を図るため、またそれが困難な場合には円滑に生活保護の受給へつなげるために、国において
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の制度が創設されたものです。 本年5月28日に、国から1回目の通知が発出されておりますが、予算確定時期の詳細については把握しておりません。その後、6月11日に事業の詳細が通知されました。また、庁内では6月1日に福祉部内で協議を行い、6月21日に実施計画の査定結果が示されております。 以上のような
スケジュールの中、7月中の事業実施に向けて、この時期の御提案に至ったものでございます。 次に、事業の実施主体は市となり、支給審査、支給決定及び相談業務以外の業務は、労働者派遣契約により実施いたします。契約の
スケジュールにつきましては、本議案の議決を賜りましたら、遅くとも7月中旬までに締結してまいりたいと考えております。 次に、本事業につきましては、国から示された案を基に実施要領等を作成してまいります。なお、当該事業に市独自の要素を加えることは可能ですが、時間的制約もあり、その検討には至っておりません。 次に、大阪府社会福祉協議会が実施する緊急小口資金等の特例貸付けの申請件数は、昨年4月から12月までで約3,120件でございます。また、今回の申請見込件数約1,000件は、大阪府社会福祉協議会から情報提供していただいている本年5月末現在の899件と、6月中の申請件数としてそれまでの実績の平均件数を合算したものでございます。 次に、申請期間につきましては、国から示された支給要領及び通知に基づき、期限が8月31日までと設定されており、自治体独自に延長することはできません。また、申請者のサポートにつきましては、必要な人員を確保し、電話等で問合せに対応してまいります。 次に、求職活動につきましては、ハローワークが発行する求職受付票の写しを申請時及び受給期間中の各月に確認いたします。また、生活保護の申請状況につきましては、受領印が押印された生活保護申請書の写しを申請時に確認いたします。 次に、自立支援金の支給決定前に生活保護の受給が決定した場合は、当該自立支援金の支給は中止されます。中止が間に合わず生活保護申請後に当該自立支援金が振り込まれた場合は、生活保護の収入として全額認定することになります。なお、生活保護の申請中、または申請が却下された場合は、自立支援金が支給されることになります。 次に、本年8月末日までに期間延長された緊急小口資金等の再貸付けの申請を行う方が、自立支援金と併せて申請する場合は、再貸付けが不決定となることが必要です。このため、再貸付けの申請が8月末などで、貸付けの結果が間に合わないときなどは、例外的に再貸付けの結果が分かる資料を事後に提出することを条件に自立支援金の申請を行うことが可能です。 以上でございます。
○
石川勝議長 4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) 以下、2回目の質問を行います。 大阪市など、今回の制度の支給に合わせて独自で上乗せ支給をされている自治体もあります。御答弁の時間的制約は、国からの通知についてはどの市も同じ時期だと思います。吹田市はなぜ、時間的制約によりできないとの判断をされているのでしょうか、国の制度の趣旨を踏まえた市の実情に合った検討がなされるべきであったのではないでしょうか。 また、岐阜県飛騨市などでは、受給者の3か月後の実態把握と支援体制を考えることが必要として、既に独自の貸付金制度などを設けています。 吹田市は、市独自策については検討する必要もないという御判断でしょうか、検討中であるという理解でよろしいでしょうか、いつまでに検討されますか、お答えください。 国の制度趣旨からも、これら対象者とされる約1,000件の方々の命、生活を守るため、生活実態の把握に努める必要性は高いと考えますが、申請書を送るだけでない、吹田市独自のお考えがあればお示しください。 また、仮に対象者の多くが、生活保護制度を申請することになると、7月、8月の保護申請件数は膨大な数となることが予想されます。現行の生活保護支給事務等への影響はどの程度勘案しておられるのでしょうか、職員等の体制の整備等は検討されているのでしょうか。 生活保護受給決定よりも当該自立支援金のほうが支給決定時期が早まるということはあり得るのでしょうか。支援金を受給するための生活保護申請が増える可能性が高く、今の市の生活保護事務の実態からは、生活保護の申請については明らかに手持ち金などが最低生活保護費以上を持っておられたとしても、この支援金申請の基準を前提とした生活保護申請を受け付けることになります。 当然、市民の申請権は尊重されるべきではありますが、当該支援金のための申請、調査事務、却下件数が増える可能性が予想されます。 また、生活保護はあくまで、憲法第25条の生存権を基につくられている国民の権利であり、保護を受けることや申請することは義務ではありません。そもそもこの制度を利用して、見かけ上の申請者数を増やすことよりも、生活困窮状態から抜け出せる施策を考えるほうが有効ではないでしょうか。これら事業はどの程度機能するのか、この事業の有効性について市民生活の実態を知る地域の窓口となっている地方自治体としてどのようにお考えでしょうか。 国へ基礎自治体として窓口をしている立場から、実態の声を上げていくなど工夫が必要ではないでしょうか。また、当該支援金の条件に当てはまらない生活保護相談者と当該支援金の条件に当てはまる相談者と、生活保護の申請時期を決定する上で、不公平な対応とならないでしょうか。 以上、2回目の質問といたします。
○
石川勝議長 福祉部長。
◎大山達也福祉部長 2回目の質問に御答弁申し上げます。 まず、本事業の趣旨は、可能な限り就労による自立を図っていただくことであり、自立支援金は自立までの一定期間に活用していただくための給付金であって、最低生活費を保証するものではないことから、本事業における上乗せは考えておりません。また、時間的制約につきましては、大阪市におかれましては、今回の自立支援金に関する予算は専決処分されております。これに対しまして、本市におきましては、これまでも
新型コロナウイルス感染症対策関連の経費であっても、市独自の取組については専決処分によらず、議会での御審議をお願いしてきた経過がございますことから、大阪市と事情が異なるものでございます。 なお、本事業がスタートした後は、自立支援金の受給者に対してきめ細かな対応を行い、生活実態の把握に努めながら、できるだけ早期に必要な支援策を検討してまいります。また、自立支援金の申請のために生活保護申請をされる方の件数は予測が困難ですが、当該事業が生活困窮者の生活保護申請をされるきっかけとなることも事業の趣旨であることから、担当窓口においては誠意を持って対応したいと考えております。 次に、生活保護及び自立支援金の両方を申請されている場合には、一方の決定が早くなりますが、国からの要領や通知等に基づき、不利益が生じないよう適切に行ってまいります。また、生活保護の決定におきましては、自立支援金の申請者もそうでない方も平等に対応してまいります。 最後に、生活困窮者の実態や現場の職員体制につきましては、中核市市長会や大阪府市長会など、様々な機会を通じて国に伝えてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
石川勝議長 4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) 3回目の確認をさせていただきます。 先ほど私が時間的制約というふうに御指摘をしたのは、国からの通知についてはどの市も同じ時期だと思いますということを指摘をしております。専決や提案する、そういったことではなく、国からの通知についての時間的制約は同じだったのではないでしょうかというところを判断されている理由を聞いております。 以上、3回目の質問にいたします。
○
石川勝議長 福祉部長。
◎大山達也福祉部長 3回目の御質問に御答弁申し上げます。 時間的制約ということで、国からの通知のタイミングにつきましては、どの自治体も同じであるという御指摘についてはまさにそのとおりでございます。 専決処分について申し上げましたのは、内部の手続におきまして専決処分で処理をする場合と、議会に議案を御提案させていただく場合につきましては、やはりそれなりのプロセスが異なってまいりますので、そういった意味で時間的な制約があると申し上げたものでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○
石川勝議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第73号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第73号は原案どおり可決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程8 議案第74号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 (市長登壇)
◎後藤圭二市長 ただいま御上程いただきました議案第74号 吹田市
固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 追加議案書の5ページを御覧いただきたいと存じます。 6月27日付をもって任期満了となられました八木正雄
固定資産評価審査委員会委員の後任につきましては、引き続き同氏を選任いたしたく、御提案するものでございます。 同氏は議案書6ページにお示しをいたします経歴書にもございますとおり、弁護士として法曹界の第一線におられまして、日本弁護士連合会行政訴訟センター副委員長や大阪弁護士会行政問題委員会副委員長等として御活躍中でございまして、平成30年(2018年)からは本市
固定資産評価審査委員会委員として立派にその職責を果たされ、人格、識見ともに本市
固定資産評価審査委員会委員として最適の方と考え、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第74号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第74号は同意されました。
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○
石川勝議長 次に、日程9 議案第75号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 (市長登壇)
◎後藤圭二市長 ただいま御上程いただきました議案第75号 吹田市
固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 追加議案書の7ページを御覧いただきたいと存じます。 9月11日付をもって任期満了となられます土肥 正
固定資産評価審査委員会委員の後任につきましては、永田絵理氏を選任いたしたく、御提案するものでございます。 同氏は議案書8ページにお示しいたします経歴書にもございますとおり、平成21年(2009年)6月に税理士・社会保険労務士事務所を開設され、近畿税理士会吹田支部研修副委員長、同支部幹事としても御活躍中でございまして、人格、識見ともに本市
固定資産評価審査委員会委員として最適の方と考え、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第75号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第75号は同意されました。
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○
石川勝議長 次に、日程10 市会議案第13号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。8番 後藤議員。 (8番後藤議員登壇)
◆8番(後藤恭平議員) ただいま上程されました市会議案第13号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第13号は、政府及び国会に対し、学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションの適切な推進を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第13号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第13号は原案どおり可決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程11 市会議案第14号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。3番 馬場議員。 (3番
馬場議員登壇)
◆3番(
馬場慶次郎議員) ただいま上程されました市会議案第14号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第14号は、政府及び国会に対し、国の負担での学校給食の無償化を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第14号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第14号は原案どおり可決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程12 市会議案第15号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。3番 馬場議員。 (3番
馬場議員登壇)
◆3番(
馬場慶次郎議員) ただいま上程されました市会議案第15号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第15号は、政府及び国会に対し、オンライン本会議の実現に必要となる制度改正を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第15号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第15号は原案どおり可決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程13 市会議案第16号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。3番 馬場議員。 (3番
馬場議員登壇)
◆3番(
馬場慶次郎議員) ただいま上程されました市会議案第16号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第16号は、政府及び国会に対し、
沖縄戦戦没者の遺骨等が混入した土砂を埋立てに使用しないことを求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第16号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第16号は原案どおり可決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程14 市会議案第17号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。8番 後藤議員。 (8番後藤議員登壇)
◆8番(後藤恭平議員) ただいま上程されました市会議案第17号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第17号は、政府及び国会に対し、生理用品に消費税の軽減税率の適用を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第17号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第17号は否決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程15 市会議案第18号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。3番 馬場議員。 (3番
馬場議員登壇)
◆3番(
馬場慶次郎議員) ただいま上程されました市会議案第18号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第18号は、政府及び国会に対し、
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会の開催見直しを求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第18号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第18号は否決されました。
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○
石川勝議長 次に、日程16 市会議案第19号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。3番 馬場議員。 (3番
馬場議員登壇)
◆3番(
馬場慶次郎議員) ただいま上程されました市会議案第19号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第19号は、政府及び国会に対し、
名古屋出入国在留管理局収容中に亡くなった
ウィシュマ・サンダマリさんの死亡原因等の真相究明に係る情報開示を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第19号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第19号は否決されました。
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○
石川勝議長 お諮りいたします。この際、別紙、お手元に配付いたしてあります日程1件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、別紙、お手元に配付いたしてあります日程1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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○
石川勝議長 次に、日程17 市会議案第20号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。2番 澤田議員。 (2番澤田議員登壇)
◆2番(澤田直己議員) ただいま上程されました市会議案第20号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第20号は、
北部大阪都市計画特別用途地区(
万博記念公園地区)内での住宅建設は認めないことを求める決議をしようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
石川勝議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。24番 斎藤議員。 (24番斎藤議員登壇)
◆24番(斎藤晃議員) 市会議案第20号
北部大阪都市計画特別用途地区(
万博記念公園地区)内での住宅建設は認めないことを求める決議につきまして、御提案者さんに数点伺ってまいります。よろしくお願いします。 まず一つ目、認めるべきではないと御起案で、反対される住宅建設は特別用途地区内に限るものでしょうか。 2点目、またこの地区内での住宅建設に反対される根拠ですが、千里万博公園スポーツ・レクリエーション地区内における建築物の制限等に関する条例の第4条の本則及び築き上げてきた都市計画との矛盾をお示しですが、ほかにも根拠はございますでしょうか。 3点目、特別用途地区外の住宅建設についてはどのようにお考えでしょうか。 4点目、当事業は民設民営であり、事業者は大阪府へ借地料を支払うという、府民の負担を抑制するスキームであります。各種導入機能・用途についてはその事業の実現性、持続可能性も重要と考えますが、この点についてどのようにお考えでしょうか。 5点目、アリーナを中心とした商業施設、ホテル、オフィスの整備事業についてはどのようにお考えでしょうか。 6点目、現代の都市計画・再開発・再整備事業の考え方は、ブロックごとに用途を限定し、明確に区分、区画する従来型から職住近接複合化へと移行していると考えます。商業、オフィス、住戸、その他、学校・研究施設等の複合化により様々な人々が行き交うことを期待、想定した計画が主流と考えます。また、実際に住戸を導入した生活感もうかがえる事業の成功例が多いと考えます。 当事業におきましても、通年、曜日、昼夜問わず人が行き交い彩りあるまちづくりと、公共交通機関や各種施設サービスの持続性には住戸の導入も有効と考えますが、その点どのようにお考えでしょうか。もちろん道路交通、緑地、公園、保育園、幼稚園、小・中学校の対応など要件処理が必要であることは当然の前提であることは申し上げておきます。 7点目、現在の千里住宅展示場の用地を共同住宅ではなく、ほかの用途へと見直した際には、交通、騒音、治安等の環境面で発生する近隣への影響はどのように異なるか、お考えをお示しください。 最後に8点目、このような決議案ではなく、条例第4条ただし書を修正する提案が実効性があると考えますが、市会決議を選択された理由をお聞かせ願えますでしょうか。 以上、御回答のほどをよろしくお願いいたします。
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石川勝議長 11番 石田議員。 (11番石田議員登壇)
◆11番(石田就平議員) 斎藤議員より頂きました御質問、8点あったかと思います。お答えをさせていただきます。 まず、認めるべきでないと反対する住宅建設は特別用途地区内に限るものでしょうかという御質問でございました。 答えとしましては、発表された万博記念公園駅周辺活性化事業における特別用途地区外の住宅建設につきましては、提案概要を拝見する限りでは万博外周道路の外側に計画されています。当該地域は第1種中高層住居専用地域に指定されており、その用途地域の範囲内において住居の建設が認められるものですが、建設に際しては近隣住民に十分な説明を要するものと認識をしております。 次、2点目、特別用途地区内での住宅建設に反対する根拠として、千里万博公園スポーツ・レクリエーション地区内における建築物の制限等に関する条例の第4条の本則及び築き上げてきた都市計画との矛盾のほかに根拠は何があるかという御質問であったかと思います。 お答えとしましては、決議案の冒頭にもございますけども、平成19年(2007年)12月、本市議会と本市が共に国及び大阪府に対し提出した万博記念公園の保全・存続に関する要望書は、当時議論されていた独立行政法人万博記念機構の整理統合に関し、万博記念公園が府に承継された場合、まさにこのたびのような住宅建設計画がなされないために提出されたものでございます。 3点目、特別用途地区外の住宅建設についてはどのように考えるかという御質問ですけども、これは最初の答弁と重複いたしますが、当該地域は第1種中高層住居専用地域に指定されており、その用途地域の範囲内において住居の建設が認められるものですが、建設に際しては近隣住民に十分な説明を要するものと認識をしております。 次に4点目、この民設民営の事業についての事業実現性、持続可能性も重要と考えるが、この点をどのように考えるかというような御質問であったかと思います。 お答えとしましては、おっしゃるとおり事業スキームに事業実現性、持続可能性、これは非常に重要であると認識をしております。一方で、その地域についてのこれまでの議論の経緯というのは最大限尊重されるべきものと認識をしております。 5点目、アリーナを中心とした商業施設、ホテル、オフィスの整備事業についての考えですけども、これも決議案のとおり、アリーナの建設を中心とする当該事業に反対をするものではありません。コンセプトである大規模アリーナを中核とした大阪、関西を代表する新たなスポーツ、文化の拠点は本市にとっても雇用の創出、にぎわいの創出につながる事業だというふうに考えております。 なお、特別用途地区内に計画されている共同住宅エリアにつきましては、コンセプトのとおり、スポーツや文化の拠点にふさわしい施設に変更するべきと考えます。 6点目、当事業において、通年、曜日、昼夜問わず人が行き交い彩りあるまちづくりと、公共交通機関や各種施設サービスの持続性には、住戸の導入も有効と考えるが、その点についてどのように考えるかという御質問であったかと思います。 これも、御答弁申し上げますけども、特別用途地区内での住宅建設は、本市議会と本市が国及び府に対し平成19年に提出した要望書や、本市議会及び本市がこれまで築き上げてきた都市計画と矛盾をしていることから反対するものであり、質問議員のおっしゃるまちづくりに対する考え方とはまた別物であると認識をしております。 7点目、現在の住宅展示場の用地を共同住宅ではなく他の用途へと見直した際には、交通、騒音、治安等の環境面で発生する近隣への影響はどのように異なるか、考えですけども、これは共同住宅ではなく他の用途へ見直した際の近隣への影響につきましては、これは本市が行う環境影響評価により審査されるものと認識をしております。 最後、8点目、このような決議ではなく、先ほど出てきました条例の第4条のただし書を修正する提案が実効性があると考えるけども、この市会決議を選択した理由という御質問だったかと思います。 質問議員は、条例を修正するほうが実効性があるとのことですが、我々提案会派は共同住宅の必要がないから即条例を修正するのではなく、まずは市長に、まずは市に、我々の意思を示すべきと考え、決議案を提出させていただいた次第です。 以上でございます。
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石川勝議長 以上で質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。24番 斎藤議員。 (24番斎藤議員登壇)
◆24番(斎藤晃議員) 市会議案第20号
北部大阪都市計画特別用途地区(
万博記念公園地区)内での住宅建設は認めないことを求める決議につきまして、吹田市議会議員団大阪維新の会・吹田を代表して反対の立場から意見を申し上げます。 まず、大阪、関西、広くは西日本の発展に寄与するこの大阪、関西を代表する新たなスポーツ、文化の拠点を吹田市に整備する本事業に、本市及び本市議会は全力でサポートすべきであります。 続きまして、本市域における万博記念公園及びその周縁という価値の高い公有地の積極的、有効な活用は当然必要と認識するところであります。 続きまして、事業計画に伴う導入機能、施設については、事業の実現性、持続性に配慮し、多用途複合化による人が行き交うまちづくりに寄与し、主たる機能を補完し、事業効果を高めると認めるものについては市長の柔軟な対応が望ましいと考えるところであります。 しかしながら、近隣・地域住民、周辺交通利用者にとっては、交通、治安、環境等の影響が大いに懸念されるところであります。特別用途地区外も含めた事業区域全体はもちろんのこと、計画地に至るアクセスルート、交通等に対しても、それら懸念が払拭され、環境影響を最小限に抑制されるよう、本市及び本市議会は尽力すべきであります。 最後に、質疑の御回答では、住宅建設に伴う弊害や課題を具体的にお示しされることはありませんでした。 事業計画の詳細やその効果や影響が協議、検討できていない現状において、その応募案を否定し、可能性の芽を摘むことになりかねない当決議案には反対せざるを得ません。 以上をもって反対の意見とします。
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石川勝議長 6番 有澤議員。 (6番有澤議員登壇)
◆6番(有澤由真議員) 吹田新選会、有澤由真です。
北部大阪都市計画特別用途地区(
万博記念公園地区)内での住宅建設は認めないことを求める決議について、賛成の立場で会派の意見を申し述べます。 本案は、千里万博公園スポーツ・レクリエーション地区内において、大阪府が万博記念公園駅周辺地区活性化事業として事業者の公募を行った結果、その提案内容が本市の都市計画で定める特別用途地区内の千里万博公園スポーツ・レクリエーション地区内における建築物の制限等に関する条例のただし書に、市長が公益上必要な建築物として許可したもの及びスポーツ・レクリエーション地区の機能増進のため必要と認めた場合にのみ建築できるはずの共同住宅を、特別な理由なく安易に了承することに懸念を示すものであります。 我が会派としましては、本案に賛意を示す一方、事業者から提案概要が示されただけの現段階では詳細な内容が分からないため、条例が存在している以上、条例に抵触しない範囲であれば反対を言う立場にはないと考えております。 といいますのも、我が会派は、本市においてこのような大規模で魅力ある施設が計画されているということについては歓迎をする立場でございまして、事業者及び本事業に関わる行政関係者の皆様にはより積極的に本地区内及び本市の発展に寄与していただけることを期待しているものでございます。 条例が適用される地区内においては本案が懸念しているように、単純に大阪府が土地を売り払い、それを分譲するだけの魅力向上に寄与しない共同住宅のみの計画であるならば、条例に抵触していると言わざるを得ない立場ということを明確に申し上げまして、本事業への期待を込めて本案に賛成いたします。
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石川勝議長 4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) 市会議案第20号に対しまして、市民と歩む議員の会、会派を代表いたしまして、以下、意見を申し述べます。 本市は、平成19年度(2007年度)から用途地域等都市計画の見直しに取り組み、座談会やアンケートなど多くの市民意見を踏まえ、平成23年1月本市都市計画審議会及び同年2月に大阪府都市計画審議会の承認を経て、平成23年(2011年)高度な学術、文化、スポーツ、レクリエーションの拠点として、その機能の充実を図るための施設の立地誘導及び規制をするため、特別用途地区として千里万博公園スポーツ・レクリエーション地区を定めています。あわせて、平成23年(2011年)3月定例会において、千里万博公園スポーツ・レクリエーション地区内における建築物の制限等に関する条例を全会一致で可決、施行しています。 我が会派は、御提案されています千里万博公園スポーツ・レクリエーション地区を特別用途地区として定め、同地区内における建築物の制限等に関する条例を制定した経緯に鑑み、良好な状態で次世代に引き継がれるべき市民、国民のかけがえのない財産、すなわちレガシーである同地区内への住宅建設は認めないことを強く求める本決議案に賛成をいたします。 なお、千里万博公園スポーツ・レクリエーション地区における当該活性化事業につきましては、反対するものではありませんが、無条件に賛成するものでもありません。事実、その内容に喜ばれる市民がいる一方、今のままそっとしておいてほしいという市民の声も聞いています。 万博記念公園駅前周辺地区活性化事業そのものは大阪府の事業ですが、当該地区の市域は吹田市であり、周辺に住んでいる方は吹田市民です。地域住民の理解が得られるとともに、交通や環境など懸念される諸課題が払拭され、多くの市民から支持され、応援されるような事業計画が提案されることを期待しています。 本市には、府に対して、事業推進に際してはより慎重に、特に地域住民の声をよく聞いていただけるよう、市から働きかけることも併せてお願いしたいということも加えまして、賛成意見といたします。
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石川勝議長 14番 川本議員。 (14番川本議員登壇)
◆14番(川本均議員) 市会議案第20号
北部大阪都市計画特別用途地区(
万博記念公園地区)内での住宅建設を認めないことを求める決議について、民主・立憲フォーラムを代表いたしまして、賛成の立場で意見を述べます。 本決議は、
北部大阪都市計画特別用途地区スポーツ・レクリエーション地区(
万博記念公園地区)内での住宅建設は認めない決議でありますが、現時点で示されている事業案は、大阪府が進められようとしている万博記念公園駅前周辺地区活性化事業の概要を発表されたものであり、何ら本市に対して、事業提案はなされていません。発表のあった計画概要から、アリーナ建設に加え、住宅建設が予定されております。 住宅建設は、当該地区内における建築物に関する制限等を定めた条例において禁じており、条例に反する建築物になるため、認めるわけにはいかない。今後、事業計画を進めるに当たり、条例の遵守はもちろんのこと、万博記念公園エリアは現在の良好な状態で次世代に引き継がれるべき市民、国民のかけがえのない財産であることに鑑み、同公園エリアにふさわしい施設計画を求め、決議案に賛成をいたします。
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石川勝議長 以上で討論を終わり、市会議案第20号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第20号は原案どおり可決されました。
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石川勝議長 それでは、事務局職員に追加の議事日程等を配付させます。 (追加の議事日程等配付) お諮りいたします。この際、別紙、お手元に配付いたしました日程1件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、別紙、お手元に配付いたしました日程1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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石川勝議長 日程18 議席の変更についてを議題といたします。 新型コロナウイルスの感染防止を図るため、本日の本会議の冒頭に議席の変更を御承認いただき、
議事説明員側の座席も含めて議員に間隔を空けて座っていただいて議事を進行してまいりましたが、先ほど全ての議案の採決が終了いたしましたので、従来の議席に戻っていただくため、別紙、お手元に配付いたしました変更後の議席表のとおり議席を変更いたしたいと思います。 お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに決しました。 それでは、ただいま決定いたしました議席にそれぞれお着きいただくため、しばらく休憩いたします。 (午前11時42分
休憩)----------------------------------- (午前11時43分 再開)
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石川勝議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 以上で、日程は終了いたしました。 閉会に先立ち、市長の挨拶を受けることにいたします。市長。 (市長登壇)
◎後藤圭二市長 5月定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。 御提案をいたしました諸議案につきましては、追加提案をさせていただきました
新型コロナウイルス感染症緊急対策アクションプランに基づく関連予算案や人選案件を含めまして、吹田市政を着実に前進させるための議案について御可決を賜り、厚くお礼を申し上げます。 さて、緊急事態宣言は解除はされたものの、本市は引き続きまん延防止等重点措置の下にございます。大阪府の新規感染者数は落ち着いた状態にはあるものの、既に人流が増加するとともに、夏休み期間に入りオリンピックが開催される夏に向けまして、私は強い危機感を覚えております。 ワクチン接種につきましては、集団及び個別接種に加え、市内2大学との連携による職域接種が実現しました。引き続き、より多くの市民への接種を円滑に実現できるよう、工夫と努力を重ねてまいります。 先日、国勢調査の速報値が発表され、吹田市の人口がさらに伸び、39万人に近づいてることが明らかにされました。人口減少が進む我が国におきまして、数少ない選ばれるまちとなっていることに喜びを感じます。それと同時に、本市の魅力を一層引き出し、積み重ねる市政運営を進めなければならないと、その責任を重く感じるところでございます。 最後に、市民の皆様には、改めて感染を防ぐ行動の徹底をお願いをし、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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石川勝議長 5月定例会を閉じるに当たり、私からも一言お礼の御挨拶を申し上げます。 本定例会につきましては、
新型コロナウイルス感染症による3回目の緊急事態宣言が発令中の5月27日からの会期で開催してまいりました。現在、大阪府では緊急事態宣言が解除され、引き続きまん延防止等重点措置が適用されており、新規感染者数は一定、落ち着きを見せておりますが、感染をさらに抑え込む必要があり、依然として緊張感を緩めることができない状況となっております。 そのような中、本定例会につきましても、昨年度以降に開催した定例会や臨時会と同様に、議員や
議事説明員の座席の間隔をできる限り空けた配置とするなど、
感染防止対策を徹底した運営を行ってまいりました。 また、全庁を挙げて取り組んでいるワクチンの集団接種の対応などで繁忙の状況が続く理事者に配慮が必要であることから、議員各位の御理解と御協力の下、各会派の質問の割当て時間を、通常、議員1人当たり15分で算出しているところを10分に短縮するなど、引き続き、通常の定例会とは異なった運営を行ってまいりました。 このような取組により、かなりの制約が伴う中におきましても、連日にわたり熱心に御審議いただき、また役員改選に当たりましても、殊のほか御苦労をおかけいたしました。皆様のおかげをもちまして、本日無事に閉会の運びに至りましたことを厚く御礼申し上げます。 理事者各位におかれましては、ワクチンの集団接種や本日から開始される職域接種の対応などで、閉会後も繁忙な状況が続くと存じますが、引き続き、コロナ禍で厳しい状況にある市民や事業者のために御尽力賜りますようお願い申し上げます。 市議会といたしましても、市民の皆様が新しい生活様式の中で日常生活を安心、安全に過ごしていただけるよう、理事者と共に一丸となって、今後も全力で取り組んでまいる所存でありますので、よろしくお願い申し上げます。 これにて本日の会議を閉じるとともに、5月定例会を閉会いたします。 (午前11時48分 閉会)
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。吹田市議会議長石川 勝 吹田市議会議員西岡友和 吹田市議会議員竹村博之...